ギターの定番レスポールを生んだ伝説のギタリスト、レス・ポール氏が死去

補足:http://listen.jp/store/musicnews_27614_all.htm
   http://www.oricon.co.jp/news/music/68424/full/

ギブソン社のギター、レスポールの生みの親としても知られるギタリスト、レス・ポール氏が8月13日ニューヨークの病院で亡くなっていた事が明かとなった、享年94歳。死亡原因は肺炎による合併症。

11915年ウィスコンシン州に生まれ、1940年代後半に妻で歌手のメリー・フォードとのデュエットで全米ナンバー1ヒット「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」を始め数々のヒットを生み出した。

ミュージシャンとして成功するかたわらエレクトリック・ギターやレコーディング機材の開発なども行い1952年にはギブソン社からレスポール、同年アンペックス社から8トラックのテープレコーダーを発売するなど、発明家として音楽制作の現場に革命をもたらした功績も大きい。

70年代以降は表舞台から姿を消していたレス・ポール氏だが、近年までニューヨークで定期的にライヴ活動を行うなど、90代を越えても現役を貫いていたという。2008年にはドキュメンタリー映画レス・ポールの伝説』が発表され日本でも公開された。

まさに名を刻んだ人。
ご冥福をお祈りいたします。