チック・コリア最新作 「Dr.JOE」を聴いて....。

ドクター・ジョー~ジョー・ヘンダーソンに捧ぐ

ドクター・ジョー~ジョー・ヘンダーソンに捧ぐ

関連:http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=16374&fm=rss

2006年、最強メンツ(スティーヴ・ガット&クリスチャン・マクブライド)によるトリオ・アルバム『スーパー・トリオ』により、チックのトリオ作品がよりいっそう評価が高まっていますが、

スーパー・トリオ

スーパー・トリオ

本作は、ジョン・パティトゥッチ、アントニオ・サンチェスという強力な布陣で、今までよりも楽しく、自信に満ち溢れた内容。
名サックス・プレイヤー、ドクター・ジョーことジョー・ヘンダーソンに捧げた作品。

チック・コリアが日本のファンのみに贈るピアノ・トリオ・シリーズ“5トリオ・シリーズ”の第一弾。チック・コリア・アコースティック/エレクトリック・バンドで活躍したジョン・パティトゥッチ(b)、とチックが最近共演したドラマーの中で最もインスパイアされたアントニオ・サンチェス(ds)の強力トリオがここに実現。ジョー・ヘンダーソンに捧げたタイトル曲「ドクター・ジョン」を始め、10曲中9曲ははチックのオリジナル。(M7のみチックとパティトゥッチの共作) M6がセロニアス・モンクの楽曲となっています。

この3人、共演の経験はあるもののレコーディングは初との事だが、今最もノリに乗るパティトゥッチとサンチェスのリズムは圧巻です。パティトゥッチはアコースティック・ベースに加えエレクトリック6弦ベースもプレイ。M2ではまるでギターを思わせるソロを披露しています。チックもその二人に触発されるの如く、アコーステイック・ピアノに加え、ローズ・ピアノ(M5)、ミニ・ムーグ(M7)もプレイし、エネルギッシュかつ創造性溢れるプレイを全編で聴かせてくれます。


チック・コリアの最新作 Dr.JOEが発売されました。^^


チック信者にとっては、今ままでのトリオ作品の中ではさらに上位の出来かな....と。
ここまで凄いハイレベルのパフォーマンスを見せつけられると このあとに発売される残りの4作品の演奏が気になってしまいます。

(詳しいマニアックな見解についてはmixiにでもカキコしてみます。)


(PS)
12月にBOXセットで、しかも単発では発売されないCD+未発表曲集CD付が発売されるらしい。
商売上手だ。(苦笑)