ジョージ・ケイブルス(pf)TRIO来日公演 @Tokyo TUC
ジョージ・ケイブルス(pf)TRIO来日公演
2009 8/28(金)Tokyo TUChttp://www.tokyouniform.com/tokyotuc/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=868620
ピアノトリオファン待望の来日!
アート・ブレイキー、
マックス・ローチ、
ソニー・ロリンズ、
フレディ・ハバード、
アート・ペッパーなど
幾多のジャズ・アーティストのピアニストとして輝いた名人、
ジョージ・ケイブルスが奇跡の復活!そして夢の来日を果たす!■ジョージ・ケイブルス(pf)、 ドウェイン・バーノ(b)、 ウィナード・ハーパー(ds)
■OPEN 7:00p.m. START 7:30p.m.( 2set 入れ替えなし )
TokyoTUCにてジョージ・ケイブルスのピアノトリオのライブを観てきました。
Tokyo TUCはダウンビート誌の「世界の名門ジャズクラブ100店」にも選ばれているお店。
http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/
もちろん、お店の名前は以前から知っていて
一度は足を運んでみたいとは思っていたんですが、
なかなか観たいなぁって思っているアーティストの公演が無かったんです.....が、6月に
mixiの私がコミュを管理しているトピに情報が有り、8月に来日をするっていう情報を頂いたので、行こうって思って.....。
いやぁ。この日が来るのをどれだけ待ちわびたことか!!!
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これも事前に知ってはいたんですが、初めての人はどこにお店が有るのかが分からないらしく
(辿り着いたら終演していたというお客さんもいたそうですね。)
アクセスに迷うそうなので事前に確かめる意味で下調べというか行ってみたんだけど....。
http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/map.html
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で、未だ時間が有るので、近くの らんぷ亭でゴハンを食べたあと、
(→懐かしいな。らんぷ亭で ご飯っていうのも何年ぶりだ。(笑))
駅前に戻って アキバのリバティーに行ったりしてました。
夕方になり 程よく暗くなり始めたのでブックマートに寄ったあと再度Tokyo TUCに向かったんですが....。
ここでちょっと焦る出来事が。↓
お昼と夕方の暗くなった景色で大違いで 道に迷ってしまった。(笑)
ちょっと近くに交番が有ったんで おまわりさんに道を尋ねてみたり。(笑)
あと、コンビニで店員さんに訊いたら近くに「らんぷ亭が有るから...。」って言われて で、なんとか脱出。助かったー。
焦った焦った。(汗)
(良かったー。「らんぷ亭」でご飯食べてて。(笑))
やっぱり迷いますね。Tokyo TUC。
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開演15分前には なんとか到着。
お店自体は地下にあり、階段を下りていくようになっていて
ドアを開けると店内は
直ぐ会場に繋がっていて ほんとにいい空間。
キャパは5,60人ぐらいの座席数なのかな。
こじんまりとしているというか何とも言えない いい意味で絶妙なスペース。
かといって狭いっていう印象もなく。。。
(多分、もっとぎゅうぎゅう詰めにしようと思えばお客さん入れられることも出来る筈でしょうが。)
店内は その他では
入口の隣が演奏スペース、向かって間後ろが料理・お飲物のオーダーをする場所 その隣が化粧室になっていました。
受付で係員の方(←名前聴くの忘れた。失敗。)に到着時間に遅れた事を告げると、
ちゃんと席が指定席になっていて予約をした状態にしてくださっていた。
(しかも、めちゃめちゃいい席だった。!!! 感謝。)
あと、初めてですよね?って聞かれたので「そうです。」って言ったら「これプレゼントです。」って言われてCDを頂いたり。^^
ワンドリンク頼んだあと、トイレに行って席に戻ってきたらタイミングよく開演時間に....。
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湧き上がる拍手のなかトリオのメンバーが登場。
MCではケイブルスさんは日本語を交えながら感謝の意を述べていましたが
感謝するのはこっちなのかもしれないって思って彼のMCを聴いていました。
3人とも生で演奏を聴くのは初めてだったんですが 登場するなり アットホームな雰囲気は伝わってきて いい演奏が聴けそうな予感は的中。
(なんでも22日の青森での公演を皮切りに来日公演を全国各地で展開、今回の公演が最終日と言うことになっていたんだそうで。)
2set 入れ替えなしでスタートした1stセットではオープニングチューンから驚きと鳥肌ものの連続でした。
私は 幸いにも最前列、しかもケイブルスさんが奏でるYAMAHAのグランドピアノから1メートル半ぐらいしか離れていなかったであろう至近距離で十分に彼のピアノを堪能することが出来ました。
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初めて観たジョージ・ケイブルスはとても素晴らしいピアノでした。
2007年秋に肝臓と腎臓の同時生体移植を受けていたことも知っていたし
体調がとても心配だったんですが、全く問題無く その不安は直ぐに消え去ってしまいました。そして 心にしみる演奏でした。
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ベースのドウェイン・バーノはWEBで観た限りでは武蔵丸に似てるって噂でしたが体格以外はそんなことはなかったかな。(中身は多分だけど)オレンジジュースのペットボトルを持ってきて登場して、ぽっこりとしたおなかが心象的でした。
中央でのベースを従えた後は終始演奏が始まった後は微動だにせずにしっかりとしたリズムパターンをキープするわりと静かな演奏スタイルって感じで、殆ど演奏中の半分は目を閉じて演奏していましたね。
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ドラムスのウィナード・ハーパーはテクニックも演奏レベルも素晴らしかった。
ドラムセットは観た限りではシンプルなんだけど右側に配置していたクラッシュシンバル の真上にもう一枚シンバルが配置して有って不思議な音が出ていたんですが全く違和感がなく効果的だった。あと叩き方が腕をクロスして叩くんですがめちゃめちゃ正確で破壊力も有るんだけど巧いドラマーでした。
で、ドラムソロになると子供のように嬉しそうに叩くんで ポーカーフェイスなドウェイン・バーノのベースと対照的で観ていて微笑ましかったです。
思わず1stセットが終わったあと握手を求めて声を掛けちゃいました。
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セトリですがトータルで10曲以上はやったかな。
曲は彼のオリジナルで「ヘレンズ・ソング」という美しい曲をやったり、
スタンダードで「いつか王子様が」「虹の彼方に」なども。
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1stセットが終わり休憩時間になり、暫くしたあと お隣の席だった方に 声を掛けて頂き談笑。
千葉から来た方で何度かここには観に来ている方なんだそうで、名前を伺っていろいろと話を教えていただいたり、あそこのお店は高いよねとか、地元の話とかアーティストの話とか。
何でもこの方以前にもジョージ・ケイブルスの公演を彼がサイドメンを務めていたアート・ペッパーのグループでの来日公演でもご覧になったらしく30年ぶりに観たとか言ってたなぁ。すげー。
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2ndセットでは途中「ラウンド・ミッドナイト」を素晴らしいアレンジのピアノ・ソロで弾いたり....。
鳴り止まない拍手のあとの アンコールでは「You Don't Know What Love Is」をピアノソロで。
(もう、これが素晴らしくって。)
終わったが10時40分過ぎだったかなぁ。
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アンコールが終わった後ケイブルスさんのサイン会が有るということで、
愛聴している 持参してきたCDにサイン(←計画的です。)して頂いたのですが
「こんばんは」って先ず お声を掛けてから 日本語で「コンバンワ」と言ってくださり
「my neme is.....」(←名前を入れてもらうのも計画的です。)とサインには名前も入れてもらいました。
握手をさせていただいた後、今度はデジカメを取り出し(→もちろん計画的です。)
写真を一緒まで撮っていただきました。
肩を握らせてもらってポーズをとってフレームに収まらせてもらったんですが
ちょっと強く握ったらケイブルスさんも私のほうを掴んでくれていた肩を握り返してくれたり....。^^
「またお会いしたいのでシーユーアゲイン」と言ったら
ケイブルスさんも「マタアイマショウ」といってくださいました。
暫く放心状態。
サインしてもらったCDを握りしめながら帰りの駅まで向かいました。^^
また、会えるといいなぁ。