【映画】「東京少年」

・公式サイト：http://w3.bs-i.co.jp/cinemadrive/boy/index.html
・公式ブログ：http://ameblo.jp/cinema-tokyoboy/

『恋する日曜日 私。恋した』の堀北真希とBS-iのドラマなどを手掛けていることでも有名な丹羽多聞アンドリウプロデューサーが再びタッグを組んだ切ないラブストーリー。二重人格の少女の三角関係の恋を、それぞれ異なる3人の登場人物の視点で描く。主演の堀北は性別の違う2人のキャラクターを見事に演じ分け、女優としての成長ぶりを見せつけた。物語のポイントとなる相手役の好青年を『リアル鬼ごっこ』の石田卓也。相手を思いやる気持ちやピュアな恋が心にしみる。

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ストーリー：9歳のころに交通事故で両親を亡くし、祖母と暮らすみなと（堀北真希）には同い年の男の子でナイト（堀北真希）という文通相手がいた。彼女は一度も会ったことのない彼に、アルバイト先で知り合った浪人生シュウ（石田卓也）への恋心を打ち明ける。やがて2人は初デートの日を迎えるが、その途中でみなとは意識を失ってしまい……。

メンズデイなので観てきました。＾＾

もともと観たいなぁと思っていた作品だったので　こうして地方の映画館でも公開されるのは嬉しい限り。
去年の映画「恋空」でも印象的だった渡邊睦月さんの脚本だったのでその映画の内容としての期待はしていましたが、最初から途中までは淡々とした始まり方でした。が、ほりきたさん演じる　みなとが鍵を拾うシーンから急に面白くなりはじめましたね。ただ終盤からラストに掛けて　やっぱりもうひと捻りは欲しかったんですが、アレはアレで十分なのかもしれないのかなぁとおもいだしてみたり....。

堀北真希さんは今回の役も難役でしたね。
演者さん側からすれば2つのキャラを演じ分けるような役って誰もがやってみたいような役にも思えるんですが、ある一定のレベルに達していないと　とてもじゃないけど演じきれないんじゃないのかなぁ。正直そんなに　ほりきたさんって演技上手いよなぁと思った事がなかったんですが、（←すいません。でも下手だと思ったことは一度もないですよ。念のために。）自然に演技が出来ていてナイトの役柄も見事に演じ分けていましたね。

相手役の石田卓也さんは「夜ピク（夜のピクニック）」の時や「ラフ」とかを観ていてもあんまりピンとこなかったけど、変に目立ってしまってもよくないとは思うので適役だったのかな。

本編にリストの「ためいき（ため息）」が有効に使われてその点は良かったですね。

東京少年 (リンダブックス)